「THE POSSIBLE(ザ・ポッシブル)」は、ハッピーちゃん(竹腰沙智さん)による最新の体験型プログラムです。
従来の“引き寄せの法則”や“マインドの書き換え”といったアプローチを超え、「存在として生きる」ことを実践的に体感する場として注目を集めています。
募集開始と同時にSNSでは「ついに来た!」「次元が変わる予感」といった声が相次ぎ、参加希望者が殺到。
いま、スピリチュアル界隈でもっとも熱を帯びているプロジェクトのひとつです。
第1章 募集の様子――“体験”がキーワードに
THE POSSIBLEの募集告知は、ハッピーちゃんのYouTubeライブとInstagramを通じて行われました。
キャッチコピーは「あなたの“可能”が震え出す場所」。
これまでの講座やセミナーとは異なり、「学ぶ」ではなく「体験する」がテーマに据えられています。
プログラムの詳細はあえて伏せられており、「内容を説明するより、実際に感じてほしい」というメッセージが強調されていました。
参加費は決して安くありませんが、それでも数時間で満席に。
オンライン参加を含め、全国から多様な層が集まりました。
特に20〜40代女性の比率が高く、「ハッピー理論」からさらに深く自己体験を求める人が中心でした。
第2章 プログラムの骨子――“身体で感じる”を徹底する
2-1. 「頭で理解する」を封印する
THE POSSIBLEは、最初から徹底的に“思考を止める”ことを求められます。
座学や理論解説はほとんどなく、導入は静かな呼吸と音から始まります。
ハッピーちゃんは冒頭でこう語りました。
「思考を置いてきてください。今日ここでは、“わかる”ではなく“震える”を体験します。」
この瞬間から、参加者の意識が変わります。
空間には静寂が流れ、音や光、身体の感覚に意識が向かっていきます。
2-2. MOMED理論の実践形
THE POSSIBLEの中核にあるのは、ハッピーちゃんが近年提唱しているMOMED(モーメド)の実践です。
MOMEDとは、「今この瞬間に存在が震える」ことを指す概念で、言葉や行動ではなく、存在そのものの共鳴によって現実が動くという考えです。
プログラムでは、呼吸、音、身体の微細な動き、他者とのエネルギー交流などを通じて、“存在の震え”をリアルに感じるワークが展開されます。
2-3. 「思考→感情→震え」の三層構造
セッションの中で印象的だったのは、「思考」「感情」「震え」という三層を順に体感するプロセス。
思考を観察し、感情を許し、そして身体が自然に震え出す瞬間を迎える――それは、まるで“自分という存在がほどけていく”ような体験だと参加者たちは語ります。
第3章 参加者の声――「人生が静かに反転した」
3-1. 「考えなくても動ける自分に出会った」
ある参加者はこう話します。
「これまで何かを引き寄せようと必死に思考してきた。でも、ここでは何も考えないのに、涙が出た。身体が勝手に動いて、静かに“ああ、私これでいいんだ”って思えたんです。」
多くの参加者が共通して口にしたのは、「静けさ」「安心」「自然体」という言葉でした。
従来の“頑張る引き寄せ”とはまったく異なるアプローチが、深い自己受容を呼び起こしているようです。
3-2. 「目に見えない変化」が日常に波及
体験後、「仕事の流れがスムーズになった」「家族との関係が柔らかくなった」などの声も多数上がっています。
ハッピーちゃんが言う「現実が勝手に動く」状態を、実際に感じている人が多いようです。
第4章 プログラムの特徴と構成
4-1. セッション構成
- 導入:音と呼吸の瞑想(約20分)
- 内観フェーズ:身体感覚の探求(約40分)
- 共鳴ワーク:ペアまたはグループでの実践(約60分)
- 統合セッション:音楽と共に意識の統合(約30分)
- 振り返りシェア:言葉を使わず「感じたこと」を表現
4-2. ハッピーちゃんの立ち位置
彼女は指導者というより、「共に存在するファシリテーター」として参加します。
前に立って教えるのではなく、参加者と同じ空間に在り、時に沈黙で導きます。
その姿勢が、従来のスピリチュアルリーダー像とは明確に異なります。
第5章 成功と課題
5-1. 成功:リアルな「体感」を伴う変容
これまで“引き寄せ難民”と呼ばれてきた人々が、「やっと腑に落ちた」と語るほど、THE POSSIBLEは身体的・感覚的アプローチに優れています。
理論や言葉では届かなかった層に、体感としての“存在の震え”を伝えることに成功しています。
5-2. 課題:再現性と継続性
一方で、「あの場の感覚を日常にどう持ち帰るか」という課題も見えます。
プログラム中は深い共鳴を体験できても、日常生活の中では再び思考優位に戻る人も多いようです。
今後は、継続的なサポートやオンラインでのフォローアップが期待されます。
第6章 THE POSSIBLEが示す新しいスピリチュアルのかたち
THE POSSIBLEは、もはや「願いを叶える」ための講座ではありません。
それは、「存在そのものを開く」ための場です。
ハッピーちゃんの言葉を借りれば――
「叶えるより、ただ“可能”であること。それがすべての始まりです。」
言葉でも理論でもなく、“震え”を通して現実を動かす。
THE POSSIBLEは、スピリチュアルを「感覚と身体の領域」へと移行させる試みなのです。
おわりに――「可能性」は頭ではなく、身体が知っている
THE POSSIBLEが伝えるメッセージは明快です。
私たちは“可能性をつかむ”のではなく、“すでに可能である”という存在に戻ること。
身体の震えを感じることが、その扉を開く鍵なのです。
ハッピーちゃんが見せる次の時代のスピリチュアルは、「努力」でも「信念」でもなく、“在ること”の静かな革命。
THE POSSIBLEは、その第一歩を体験させるための、まさに“可能”そのもののプログラムなのです。