【2026年版】損しない!福岡市の出産助成金と豊富な子育て支援とは?
福岡市在住で、令和8年に出産予定のharuです。
2025年から色々変更している福岡市の出産助成金について改めて確認したので、まとめました!
子育てにかかるお金は少しでも減らして、福岡市の支援を最大に活用したいですね。
出産予定の方のために、わかりやすく解説します!
2025年に新しくなった「福岡市の出産助成制度」とは
2025年4月1日以降に出産予定・出産された方は、出産助成制度が新しくなり、「妊婦のための支援給付」が適用されます。
給付されるタイミングは2回!
妊娠、出産でもらえる給付は2回です。
もらい損ねないように、給付のタイミングを確認してくださいね。
- 1回目給付…妊娠届出すとき 妊婦1人につき5万円
- 2回目給付…出産前8週間前から出産後 胎児1人につき5万円
1回目の給付(妊娠届出時)
支給対対象者は、妊娠届出を出した妊婦さんです。
妊娠届出を役所に出すタイミングで、役所からも案内されます。
申請は、オンライン申請(妊婦給付認定申請)で妊婦給付認定後、指定の銀行に振り込まれます。
胎児心拍の確認ができた日から2年間
妊娠後、つわりできつくて申請どころではない場合もありますよね。
2年間あるので出産して、落ち着いてたからでもよさそうです。
※胎児心拍が確認できた日については、妊婦届出書記載の医療機関などに確認する必要があります。
申請期限は2年ですが、申請を忘れないようにしないとですね。
2回目の支給(出産前後)
支給対象者は、妊婦給付認定を受けた妊婦さんです。
1回目の給付を受けられたら2日回目も受けられるということですね。
こちらもオンライン申請が可能なので、臨月や出産後の身体が動けない時でもスマホで完結するので助かります。
出産予定日の8週間前から2年間
2回目の支給は胎児の数だけ届出ができるので、双子などの場合は胎児1人につき5万円が受け取れます。
注意事項もチェック
上記の「妊婦のための支援給付」は、妊婦の住民票がある市町村が申請、届出先となります。
そのため、ご自身の住民票が福岡市になっているか確認が必要です。
また、支給は申請・届出から約1〜2ヶ月後に振り込まれます。
出産費用も免除!出産育児一時金(全国一律)
現在、日本で出産する場合は出産手当が支給されるので、出産時にかかる費用は免除されます。
- 医療保険に加入してることが条件
- 出産時、胎児1人につき50万円が支給
また、こちらの制度は「直接支払制度」があり、加入している保健機関から出産する施設へ直接に出産育児金が支給されるため、自分でお金を受け取ることはなくとても便利です。
また、出産費用が50万円未満の場合は、出産育児一時金の支給額を差し引いた額が手元に戻ってきます。
無痛分娩や帝王切開など追加料金は該当しない
無痛分娩の時や帝王切開の時は追加で費用が発生しますが、保健適用外のため、実費となります。
無痛分娩の助成金も出る自治体も出てきているので、今後福岡市にも期待です。
出産後も安心!福岡市子育て相談支援
福岡市在住であれば、出産後もサポートが充実していますので、最大限に活用したいです。
産後ケア事業
産後ケアとは、日帰りや宿泊などを行い、赤ちゃんのアドバイスやお母さんの体調管理などを相談できます。
食事もついているので、赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいの産後にとても助かるサービス。
種類と利用料金
| 種類 | 自己負担額(1日) |
|---|---|
| 宿泊型(ショートステイ) | 3,000円(1泊2日で6,000円) |
| 日帰り型(デイケア) | 2,000円 |
| 訪問型(アウトリーチ) | 500円(2~3時間) |
対象となる方
福岡市内に住民票を有している方が対象です。
生後1年未満の赤ちゃんとそのお母さん、または流産・死産を経験してから1年未満の女性が対象です。
※妊婦の方は対象外
※受け入れ可能な赤ちゃんの月齢は、事業者ごとに異なります。
また、赤ちゃん・お母さんともに医療的な処置やケアを必要としない状態であることが条件です。
ママと赤ちゃんが元気な時に利用しましょう
利用内容
利用内容は、授乳や沐浴などのアドバイス、育児相談やお母さんの健康管理などです。
頼れる両親・親戚がいない方や、里帰りしない方にとても心強いサービスですね。
産前・産後ヘルパー派遣事業
妊娠中の方、または生後1年未満の赤ちゃんを育てているご家庭を対象に、市が委託する事業者のヘルパーがご自宅を訪問し、家事や育児をサポートします。
日常の負担を軽くし、育児に対する不安の軽減を目的とした事業です。
つわりがきつくて何もできない時や授乳で寝不足な時、家事を手伝ってくれたらとても助かりますよね。
利用料金・利用期間
気になる利用料金も見ていきましょう。
- 1回あたり利用料金500円 + 来てくれるヘルパーさんの交通費(上限500円)
- 1回の利用は連続して2時間以内とし、1日あたり最大2回まで利用可能
また、利用期間は妊娠期間中から、出産後1年を迎える前日までが対象期間です。
※赤ちゃんの誕生日が4月1日の場合、利用できるのは翌年3月31日までとなります。
民間の家政婦さんと呼ぶとすると、1時間あたり2,500円〜3,000円もするので、とても良心的。
利用回数
利用回数の上限は以下のとおりです。
- 妊娠中:最大10回まで
- 産後:最大20回まで
なお、以下の場合は産後の利用回数が拡充されます。
- 第2子以降で、出生時点に未就学のきょうだいがいる場合:最大40回まで
- 生後1年未満の赤ちゃんが多胎児(双子・三つ子など)の場合:最大60回まで※このうち20回は外出支援として利用できます。
利用時間・場所
- 午前8時から午後6時まで
- 年末年始(12月29日から翌年1月3日)は除きます
- 産前・産後ヘルパーが派遣できる場所は、原則対象となる方の自宅のみです
*産後は、保護者と赤ちゃんが自宅にいる状態で支援を行います。赤ちゃんとヘルパーだけの留守番などはできません。
*事業者の状況によっては、派遣の日時について、希望に沿えない場合があります。
参照元:ふくおか子ども情報「福岡市産前・産後ヘルパー派遣事業のご案内」
おむつと安心定期便
対象となる子育て関連施設やサービスを利用すると電子スタンプが付与され、集めたスタンプは、おむつやミルクなどの育児用品と交換できます。
施設を使って、無料で育児用品がもらえるなんてさすが福岡市!
利用対象者
こちらも福岡在住で0歳から3歳の誕生日までの子育て家庭が対象です。
出生届の提出後、1~3週間ほどを目安に、お子さまのご誕生を祝してお祝いボックスが届きます。
その時に、ご利用案内は同時期に別途郵送されるのでそちらを忘れずにチェックしてくださいね。
これは嬉しい!無料で利用できる子どもの遊び場
子どもが大きくなるにつれ、必要となる子どもの遊び場。
こちらも福岡市の施設が充実しているので使わない手はないですね。
子どもプラザ
子どもプラザは、乳幼児とその保護者がいつでも利用できる常設の遊びの場です。
お子さまと一緒に遊べるだけでなく、ほかの親子との交流や、子育てについての相談も行えます。
親子がつながる交流の場
子どもと遊びながら情報を交換したり、日頃の悩みを気軽に話したりできる場所です。
他のママさんと情報交流したり、子育ての悩み相談したり…。
また、おもちゃや絵本も用意してあるので、子どもものびのびと遊べますね。
さらに、月に1度程度のミニ講座も開催している区もあり、子育て情報を無料で賢く取得できます。
子育て支援コンジェルジュ
下記の子どもプラザには、子育て支援コンシェルジュが配置されています。
それぞれの家庭のニーズに合わせて、情報やサービスなどの紹介を受けられます。
※子どもプラザは、他にもありますのでぜひチェックしてみてください。
人見知りママでも、ママ友作りにピッタリです
出産したら、福岡市の支援を活用しよう!
2025年以降、福岡市の出産・子育て支援はさらに手厚くなっています。
出産助成制度は「妊婦のための支援給付」に一本化され、妊娠届出時と出産前後の2回に分けて、妊婦・胎児1人あたり計10万円が支給されます。
加えて、全国共通の出産育児一時金50万円も利用可能です。
出産後は、産後ケア事業や産前・産後ヘルパー派遣により、育児や家事の負担を軽減できる体制が整っています。
さらに、おむつと安心定期便や子どもプラザなど、無料・低負担で使えるサービスも充実。
福岡市の支援を上手に活用し、安心して出産・子育てをスタートしたいですね。

